気象エフェクト


tracemapを作る

ETエンジンはプレイヤーが屋内にいるのか屋外にいるのかを判別をするために tracemap というファイルの情報を使います。 Enemy Territoryのマップ作成には必須なのですが(モーターの着弾、砲撃要請の可否など..)TCEでは必ずしも必要ありません。

しかし、空に投げたグレネードが戻ってくるようにするため(天井のブラシを高くすれば解決しちゃうんですが...)や、気象エフェクトや音響エフェクトのような特定の機能を有効にするためには、TCE のマップでも tracemap の作成が必要になります。

tracemapを作成する前に、マップのworldspawnエンティティに新たなキーを設定します。

Key: mapcoordsmins Value: マップ左上のX座標 マップ左上のY座標 Key: mapcoordsmaxs Value: マップ右下のX座標 マップ右下のY座標

マップの外周より少し広い範囲を覆うような座標を設定しておけばいいでしょう。
このとき、必ず正方形になるような範囲を設定しないといけないので注意が必要です。

no image

コンパイルした後に、いつものように devmap して次のコンソールコマンドを打ちます。

/developer 1 /generateTracemap

すると maps/マップ名_tracemap.tga というファイルが作成されます。

pk3にはこのtracemapファイルも梱包してください。

気象エフェクトの設定

前述のtracemapを作成すれば、気象エフェクトがかけられるようになります。

気象エフェクトは worldspawnatmosphereキー に記述します。
公式マップでのatmosphereキーの値は

dem_snow
T=SNOW,B=5 10,C=0.5,G=0.5 2,BV=50 50,GV=100 100,W=1 1.5,D=500

dem_hideout
T=RAIN,B=5 10,C=0.5,G=0.5 2,BV=50 50,GV=100 100,W=1 1.5,D=2000

です。