建物を作ってみましょう。
適当な大きさのブラシを地面に接するように作ります。
ここでは高さを128にしていますが、もう少し高い(144くらい)がもいいかもしれません。
Ver.0.49ではリアルスケールが導入されたため標準の高さが136となっています。(なので、もう少し高い160位がいいかもしれません。)
例によって Hollow でくりぬきます。
Radiant には common/caulk という特殊なテクスチャーが用意されています。
Caulk(コルク)は"詰め物"という意味で caulkテクスチャーは
・ 何も表示しない(無色透明)
・ 何の特殊効果もない
・ コンパイル時の計算からも省略される
ので、マップを軽く作るために必須のテクスチャです。
新しいブラシにはとりあえず caulk を貼っておいて、その後で必要な面だけにテクスチャーをペタペタ貼っていくのが賢いやりかたです。
Caulk を貼るにはツールバーの Caulk ボタンを押すだけです。
入り口を作るために壁に穴を開けてみます。
穴を開けたい部分に壁の厚みより少し長めのブラシを作って、CSG Subtract ボタンを押すだけです。
BackSpaceキーを押して余分なブラシを消して完了。
MDKの説明によるとTC:E Ver.0.49での人の大きさは
立った状態 | 横34縦88 |
しゃがんだ状態 | 横34縦62 |
ということらしいので、それより大きく作らないと人が通れません。
サイズについて詳しくは寸法・サイズのページを読んでください。
Caulk で覆われた面に一枚ずつテクスチャーを貼っていきます。
左下のテクスチャーウィンドウであらかじめテクスチャを選択しておいて
3Dウィンドウの中に Ctrl+Shift+中ボタン で一面ずつ貼りつけていきます。
壁用テクスチャーは coroner、race、twy などの中にたくさん入ってます。
木箱のテクスチャーは coroner/box_wood や race/crate などです。
テクスチャーを貼りつけたら、その面を Shift+Ctrl+左ボタン で選択して
Sキーを押してテクスチャー詳細ウィンドウを表示させます。
ここで Fit ボタンを押してテクスチャーを面の大きさにフィットさせよう。
FitしたあとはApplyしてDone。
MDKの説明書きによると
小さな箱のサイズ | 32x32x32 |
大きな箱のサイズ | 48x48x48 |
公式マップから外れたサイズの木箱を作っても奇異な印象を受けるだけなのでご注意を。
一度作った箱はマップのあちこちにコピー&ペーストで配置できます。
例によって Spaceキー を押すだけでも複製できます。
建物の中は外の光が入らないのでライトを設置する必要があります。
ライトは light エンティティで追加できます。
2Dウィンドウ上で右クリックしてlightを選択。
最初に明るさを聞いてきますが(デフォルトは300)、とりあえずOK
ライトの明るさはエンティティ設定ウィンドウから lightキー を設定することで変更できます。
Key: light Value: 明るさ
ここではデフォルト300の明るさのままで、4つのライトを室内に配置してみました。
ライトの細かな設定についてはライティングのページを読んでください。