bspからmapへの逆コンパイル

Radiantというソフトは実はただのフロントエンドで、実際のコンパイル作業は q3map2.exe というソフトが
行っています。このq3map2にはbspファイルからmapファイルへの逆変換機能もあります。

プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトを開いて、次のコマンドを入力して下さい。

"C:\Program Files\GtkRadiant-1.4\q3map2.exe" -convert -format map -v -game et -fs_basepath "C:/Program Files/Wolfenstein - Enemy Territory//" -fs_gametcetest "C:/ETmap/obj_hoge.bsp"

必ず一行で(改行なしで)入力すること。
一番最後の "C:/ETmap/obj_hoge.bsp" が変換したいbspファイルのフルパス名です。
最後まで入力してEnterキーを押すと実行されます。

実行するとbspファイルと同じディレクトリに hoge-converted.map というファイルができます。

MDKに付属しないnorthportやsnowなどの標準マップもこれで逆変換してRadiantで開けるようになります。

(注意!!)
逆コンパイルをしても元のmapファイルに戻るわけではありません。そのままコンパイルしようとてもエラーが頻発して失敗します。
というのも、TC:Eで扱うModelファイルは全て強制的にBrushに切り替えられますし、テクスチャの倍率も0.25倍から0.5倍になり、時には1部のBrushが欠けてたりもします(dem_Villageで確認)。 たいていの場合は巨大なファイルになる(railhouseは約12メガ)ので、逆コンパイルしたmapファイルを開くには十分なメモリが必要です。

あくまでもマップのギミックやアーキテクチャーの参考程度だと思いましょう。