[File] メニューから New map で新しいマップの作成をはじめます。
デフォルトの設定ではウィンドウは下図のような配置になっているでしょう。
境界線をドラッグすれば各ウィンドウの大きさを変えることができます。
まずグリッドを設定します。
[Grid]メニューから grid8 を選択。またはテンキーの4を押しても同じです。
Radiantの1単位は現実世界の1インチに相当します。メートル法じゃないのでややこしい・・・。
2Dウィンドウ上の適当なところで、マウスの左ボタンを押しながらドラッグして箱を作ります。
この「箱」のことをブラシ(brush)と呼びます。
3Dウィンドウに何も見えてませんが、これはカメラがブラシの中に入ってしまってるためです。
2Dウィンドウの表示範囲を少し広げます。
2Dウィンドウの上にポインタを置いて、マウスのホイールスクロール↑↓で拡大縮小ができます。
だいたい -640〜640 の範囲が見える程度に。
ブラシを移動させてみよう。
ブラシが選択された状態(赤枠表示)でブラシ内部を左ボタンドラッグするとブラシが移動できます。
3Dウィンドウに箱が表示されるのが確認でました。
ブラシの外を左ボタンドラッグするとブラシの大きさが変更できます。
-512〜512の大きさになるようにブラシの4辺の大きさを調整してみましょう。
次に箱の高さを調整します。
ツールバーの[x/y/z]ボタンを押して横から見た表示に変えます。軸表示に注目!
この状態でZ軸方向に伸ばすと箱の高さを変えることができます。
箱の中をくりぬいてみます。
ツールバーの中の Make Hollow ボタンを押すだけです。
くりいた壁の厚さは grid の大きさに依存します。
今は8に設定しているので、壁の厚さは8になってるはずです。
箱ができたので、内面にテクスチャーを貼っていきます。
[Textures] メニューから race を選択。
するとテクスチャーウィンドウ(右下)に race ディレクトリのテクスチャーがぞろぞろと読み込まれます。
ESCキーを押して、全ての選択状態を解除します。
3Dウィンドウ上で床のブラシを Shift+左クリック で選択して
テクスチャーウィンドウから gravel を左クリックで選択。
すると gravel(砂利)のテクスチャーが床ブラシの全面に貼りつけられます。
[Textures]メニューから Show in use を選択すると
現在使われているテクスチャーだけがテクスチャーウィンドウに表示されるようになります。
キーボードのUキーを押しても同じです。
今度は [Textures] メニューから race_skies を選択します。
すると railhouse の曇り空のテクスチャーが読み込まれます。
ESCキーで床ブラシの選択を解除。
今度は床以外の5つの面を次々と Shift+左クリック で選択します。
カメラをパンするには3Dウィンドウ上でで右ドラッグします。
この状態でテクスチャウィンドウから railhouse を左クリックすると
空のテクスチャーが5つのブラシの全面に貼りつけられます。
使える空のテクスチャは
textures/race_skies/railhouse | railhouseの曇り空 |
textures/skies/coroner_snowsky | snowの夜空 |
textures/skies/coroner_sunsetsky2 | villageの夕空 |
textures/skies/sd_batterysky | W:ETのseawall batteryの曇り空 |
textures/skies/sd_goldrush | W:ETのgoldrushの夜空 |
などです。
他にも流用できるテクスチャがあるかもしれません。探してみてください。