1枚の大きなマスクをかぶせて地平線〜低高度の空のディティールを表現します。
次のようなマスク画像を用意します。
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右はαチャンネルです。次節の流れる雲の効果を入れない場合にはαチャンネルは必要ないでしょう。
この画像は Photoshop の雲模様フィルタと置き換えフィルタ、それに球面フィルタを駆使して作りました。
作り方は 空の作り方/App-B (リンク切れ) を見てください。
textures/skytest/skytest_02 { qer_editorimage textures/skies/topclouds.tga surfaceparm noimpact surfaceparm nolightmap q3map_globaltexture surfaceparm sky q3map_sun 1.0 1.0 0.9 150 300 60 q3map_lightmapFilterRadius 0 8 q3map_lightrgb 1.0 0.9 0.8 q3map_skylight 73 3 skyparms textures/skytest/env/bg 512 - { fog off //霧効果を無視(霧を使わないなら必要なし) clampmap textures/skytest/st_mask.tga //マスク画像ファイル tcMod scale 0.956 0.956 //画像の大きさを調整 tcMod transform 1 0 0 1 -1 -1 //アフィン変換(なぜかこれを書かないとダメ) } }
下の{・・・}ブロックの部分が今回付け加えたものです。
tcMod scale は画像の大きさを調整します。
tcMod transform はアフィン変換をかけます。なぜこれが必要なのかは不明・・・。
実際に textures/skytest/skytest_02 を適用するとこんな感じになります。
けっこうそれっぽくなりました。
おなじみの Village の夕空です。
W:ETのテクスチャである textures/skies_sd/wurzburg_env/sky を背景にして
その上にマスク画像をブレンドしてます。
このマスク画像はαチャンネルを持っておらず、流れる雲の効果もかけてないようです。